2019/6/7
伊勢神宮その1
死ぬまでには一度は行っておきたかった伊勢神宮!
伊勢神宮を目指し、6月2日から6月6日まで4泊5日の旅行に行ってきました。
あそこまで行ったら熱田神宮や名古屋城も見たいし、
ちょっと南に下れば常滑焼もあるし。
ということで、あれこれ考えてちょっと欲張りな旅行になっちゃいました。
伊勢神宮の参拝ルールというものがあるそうです。
1 伊勢神宮に行く前に、「二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)」に行き、「禊(みそぎ=身を清める)」を済ませる。
2 伊勢神宮では「外宮先祭(げくうせんさい)」と言う習わしがあり、外宮から先にお参りする。
3 「片参り」は縁起が悪い。必ず「外宮」と「内宮」をお参りする。
4 外宮、内宮とも、まずは正宮(外宮なら豊受大神宮、内宮なら皇大神宮)から先に参拝し、それから「別宮」を参拝する。
5 個人的なお願い事は禁止!
6 通常の神社と同じく「二礼二拍手一礼」をする。
その他、服装とか色々ありました。
絶対にこうしなければいけないということではありません。とは書いてありますが、さすがに伊勢神宮ですよね。
正式には、内宮参拝のあとに「金剛證寺」を参拝するそうですが、今回は行きませんでした。
今回の参拝ルート
二見興玉神社→外宮→内宮→猿田彦神社
1日目(6月2日)
自宅→二見興玉神社→宿
<二見輿玉神社の夫婦岩>
二見輿玉神社の主祭神は、猿田彦大御神(さるたひこのおおかみ)と宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)。
猿田彦大御神はみちひらき(おみちびき)の神様と言われ、何かの始まりのときに力になってくれる神様です。
また、宇迦御魂大神は伊勢神宮外宮の豊受大御神の別名とされています。
<猿田彦大御神>
駐車場は「音無山駐車場」にしました。公営なので無料です。トイレもあります。
ここから神社まで徒歩10分です。
もっと近くの「二見浦公園駐車場」は既に満車でした。
近くの民間駐車場は千円とられるので注意です、皆、ぼったぐりだって言ってた。
二見浦公園を歩いていくと見えてきました。
夫婦岩は鳥居の役割を持つそうです。
天の岩屋
太陽神である天照大御神がお隠れになり、世界が真っ暗になったという神話の舞台とされます。
「満願蛙」、こちらは手水舎にあるのですが、水をかけると願いが叶うと言われています。
二見興玉神社の本殿、綺麗な緑色の屋根が印象的です。
隣の社務所では御朱印も頂きました。
右が今回の「二見興玉神社」の御朱印。
左は次の日に参拝した「猿田彦神社」の御朱印。
カエルは猿田彦大御神の使いと言われており、二見興玉神社ではいたるところにカエルの石像が見られます。
これらの石像の多くは「無事かえる」「失くした物がかえる」「若がえる」などの縁起をかついで、献納されたものです。
禊(みそぎ)橋を渡ってきました。
2日目(6月3日)
宿→外宮→内宮→猿田彦神社→宿
今日は、今回最大の目的である伊勢神宮参拝日です。
外宮の駐車場は、「外宮北」の交差点付近に外宮第1駐車場から外宮第3駐車場まであるのですが、
渋滞が激しいので「伊勢市駅」付近の民間駐車場に停めて、外宮参道を歩いてきました。
伊勢市駅です。
既に鳥居が建っていますね。
参道を歩いています。
修学旅行でしょうか?学生さんが大勢います。
表参道火除け橋が見えてきました。
<外宮案内図>
「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれる伊勢神宮は、正式には「神宮」といいます。
内宮は皇室の御祖先であり、太陽にもたとえられる
全国より崇敬を集めています。外宮は天照大御神さまのお食事を司り、
産業の守り神である
内宮は約2000年、外宮は約1500年の歴史があります。
<以上、公式ホームページから引用>
![]() |
![]() |
天照大御神 | 豊受大御神 |
鳥居をくぐります。
皆、お辞儀をしてから通っています。
御正殿です。
この中に入ると撮影禁止でした。
三ツ石です。
お祓いをする場所だそうです。
神聖な場所なので手をかざしてはいけないそうですよ。
多賀宮(たかのみや)
多賀宮は、外宮に所属する四別宮のうち、第一に位しています。
殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。
ご祭神は、豊受大御神の
神様の御魂のおだやかな働きを、「
荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえます。
お祭りは正宮に準じて行われるそうで、特別な場所なんですね。
御朱印を頂いています。5ヶ所あるので早いです。
さあ~次はいよいよ内宮に参拝です。
<内宮駐車場案内図>
外宮から内宮まで歩くと大変なので、やはり車で移動するのが正解ですね。
タカさんは、この図の「B3」の位置に停めました。Aは、相当早い時間帯でないと無理ですね。
駐車場から「おかげ横丁」を通りながら歩きました。
誘惑に負けそうですが、まずは、参拝が先ですよね。
来ましたよ、凄く広いです。
<内宮案内図>
宇治橋に来ました。ここから先は右側通行です。
飛行機雲が「X」になっています。神秘的です。
五十鈴川です。
今回の参拝を期にお札を新しくします。持参した我が家の神棚のお札をここに収めました。
今年は、我が家にとって新しい年にしていきたいです。
松の木が美しいです。
一の鳥居をくぐります。
五十鈴川御手洗場です。
清らかな水に手をひたしました。
二の鳥居をくぐり抜け、御正殿を目指します。
御正殿です。
石段の下からのみ撮影可能です。
神楽殿。
御饌殿。
新しいお札と御朱印を頂きました。
お札は木製の大麻です。
今回の伊勢神宮参拝のために、新しい御朱印帳は、1ページ目と2ページ目を空けておきました。
1ページ目に内宮、2ページ目が外宮になるように。
簡素ですが美しいと思います。
参拝後、おはらい町とおかげ横丁を歩きながら腹ごしらえですね。
宿を8時30分に出発して現在12時30分です。
赤福本店前にて。
この時期の平日なのに大変な賑わいですね。
結局、そうめんを食べました。
最後に猿田彦神社を参拝しました。
天孫降臨の案内役を担った、物事を良い方向へ導いてくれる道開きの神「猿田彦大神」を祀る神社です。
大鳥居です。柱が八角形になっています。
八角は方位を意味し、方位除けの御神徳を仰ぐものと言われています。
御本殿です。
古殿地(方位石)、昔の神殿跡を印し、方角を刻んだ八角の石柱があります。
触ると願いが叶うといわれています。願い事によって触る順番が違うそうです。
さざれ石
縁起の良い石といわれていますね。
佐瑠女(さるめ)神社
アメノウズメノミコト(天鈿女命)を祀る神社です。
猿田彦大神の妻となり猿女君(さるめのきみ)と名乗るようになります。
天岩戸に隠れたアマテラスを外に出すために、熱狂的な踊りを披露したことから、
日本の芸能のルーツとされる女神様です。神楽や技芸などの守護神とされています。
死ぬまでに一度は行きたかった伊勢神宮詣で、無事終わりました。
日本の凄さを再認識しましたね。
神話とか由来とかにも興味を持ちました。
今、古事記や日本書紀の神話を、面白おかしく書いてある本を探しています。
宿に戻る途中、まだ時間があるので観光船に乗りました。
一周50分の旅、気持ちよかったです。
![]() |
|
今回、6月2日と3日の2泊お世話になったホテルです。
お世話になりました。
明日の6月4日は移動日です。
長くなってきたので一先ずこれで終わります。
この続きは「伊勢神宮その2」にて・・・・・