2008/1/13

谷中七福神巡り

東京では最も歴史が古い谷中七福神。
ご朱印色紙が欲しくてミエさんとやってきました。
ご開帳、ご朱印は元旦から15日までだそうです。

まずは、田端駅北口から東覚寺を目指します。
この日は風も強く寒かったのですが、七福神巡りの参拝者が結構いました。

東覚寺でご朱印色紙を買いました。ご朱印つきで1,200円です。
案内図もついています。とてもわかりやすいので道に迷うことはありません。
ご朱印は各寺200円ですので、全部で2,400円かかることになります。

東覚寺から弁天堂までゆっくり歩いて2時間くらいです。
ほとんどの人が田端方向から歩いています。
田端駅から不忍池弁天堂までは、地図で測ると5.3kmでした。
これが欲しくて谷中七福神巡りに来たのでした。
くどいようですが2,400円かかっています。

  

東覚寺 北区田端2−7−3 (03-3821-1031)

福禄寿 中国の神で、人望をあらわし、幸福・高給・長命の3つの福徳を授ける神である。

東覚寺です。
途中に看板もあり参拝者も多いので迷わずに来れます。
福禄寿は左側の寺務所の中に祭られています。
ここで、公式の色紙を購入します。
寺務所の中の福禄寿です。小さいです。
最初はどこにあるかわかりませんでした。
色紙は39cm×32cm程あります。
折り曲げたくないので、賞賜入れ(筒)を用意しました。
  
青雲寺 荒川区西日暮里3−6−4 (03-3821-4241)

恵比寿 日本の神。漁業・商売の神

お寺の中に鎮座しています。 七福神の中では唯一の日本の神様です。神様に国境はありません。
  
修性院 荒川区西日暮里3−7−12 (03-3823-0873)

布袋尊 中国の神。大量を表現し、堪忍と和合を授ける神として、信仰がある。

おおらかで愛嬌のある布袋様でした。 修性院の塀の色はなんとピンク。タイル絵も何種類かありました。
  
長安寺 台東区谷中5−2−22 (03-3828-1094)

寿老人 中国の神。延命長寿の神。

小さなお寺ですが、開基は1669年で歴史があります。
明治初期の日本画家、狩野芳崖の墓所があります。
ちょっと見にくいですが、寿老様も歴史が感じられます。
  
天王寺 台東区谷中7−14−8 (03-3821-4474)

毘沙門天 インドの神。国土守護の武神であるとともに、財宝を授ける神という。

室町時代の創建と言われ、都内有数の古寺です。 毘沙門堂です。奥に立派な本堂があります。
残念ながら毘沙門様は遠くてよく見えませんでした。 広々とした境内地には銅像釈迦如来坐像があります。
  
護国院 台東区上野公園10−18 (03-3821-3906)

大黒天 インドの神。福徳円満を授ける神。

天台宗寛永寺の子院で、寛永元年(1624)に創立されました。 とってもハンサムな大黒様だと思いませんか。
    
弁天堂 台東区上野公園2−1 (03-3821-4638)

弁財天 唯一の女神。インドの神で、愛嬌を示し、芸能・弁舌才智の神として信仰がある。

中に入ることができます。 弁天様のお顔がよく見えませんでした。

谷中七福神巡りも無事終わりました。
さすが歴史のあるお寺ばかりで勉強になりました。

途中、谷中銀座や谷中霊園もあり、面白いコースです。
焼失した天王寺五重塔の跡地もありました。
もう少し事前研究してから回るとまた違った見方が出来たかも知れません。

七福神巡りにはまりそうです。
いろいろな七福神が各地にありますが、行ってみたいと思いました。
なかには怪しげな七福神もあるんでしょうが。

名前 出身 御利益
弁財天 インド 愛嬌
大黒天 インド 富財
毘沙門天 インド 威光
布袋尊 中国 大量
寿老人 中国 長寿
恵比寿 日本 正直
福禄寿 中国 人望