2011/8/7〜9

群馬県老神温泉にある「吟松亭あわしま」に宿をとり、二泊三日の旅行に行ってきました。
今回のメインは、何といっても二日目の尾瀬至仏山登山です。
そのために、比較的鳩待峠に近い「老神温泉」に泊まったのでした。

1日目:玉原高原

2日目:尾瀬至仏山

3日目:高崎観音

今回は、1日単位で3回に分けて各項目ごとに紹介したいと思います。


2011/8/8(月)2日目

尾瀬至仏山

<尾瀬ヶ原から望む至仏山>

<至仏山途中から望む尾瀬ヶ原と燧ヶ岳>

7月28日から数日間降り続いた豪雨の影響で、尾瀬方面はしばらく通行止めになり、

今回のこの登山も中止にしようか随分と悩みました。

今日の天気も午後から雨の予報です。しかし、ミエさんの意思は固く、決行することになりました。

今回の行程

鳩待峠(9:15)→山の鼻(10:20)→至仏山山頂(13:30)→小至仏山山頂(14:20)→鳩待峠(16:15)

休憩、昼食等含め全部で7時間の行程でした。

途中危険な箇所もありましたが、幸運にも雨が降らず、決行して正解でした。尾瀬は素晴らしい!

今日は交通規制がないので、鳩待峠まで車で来ました。
老神温泉から約1時間。9時に到着しましたが駐車場はまだ余裕。
料金は一日2,500円です。
鳩待山荘前から見た至仏山です。
はっきり見えます。期待が膨らんできました。
雲がかかりませんように。神様に祈りました。
この看板いいよね、尾瀬にきたな、という気持ちになります。 山の鼻に向かう途中から見た至仏山。待っててね。
土砂崩れで木道が傾いています。補強はされてます。通行注意。 ここは木道が流されたんでしょうね。新しくなっています。
木道も短期間でよく直しましたね。さすが、尾瀬ですね。 熊避けの鈴です。全部鳴らしてきました。
山の鼻に到着。トイレは100円です。ここで水も補給しました。 至仏山を目指します。2.9kって書いてあるけど距離じゃないんだよね。
ここから入ります。10時20分。少し遅れたけどゆっくり行きましょう。 至仏山が俺を呼んでるぜ。
後ろには燧ヶ岳が見守ってるぜ。 ここから登り専用の登山道入口。途中で帰れない。覚悟を決めて。
覚悟はしてたけど、やっぱり登りはきつい、心臓バクバク。 今まで見えなかったけど、この先から展望が開けるの?
本当だ。すごい。思わず絶叫!「ウォー」 でも、まだまだ先が長そう。あっ、これがあの滑りやすい岩なんだね。
鎖場もあるのね。これがないと登れない。 救いは素晴らしい眺望だけです。
途中にベンチがあったのでここで昼食にします。山頂まで持たない。 まだ半分くらいかしら、まずい、足が上がらなくなってきた。
ミエさんは高所恐怖症だから足が竦むって、でも山は好きなんだよね。 疲れているけど、気持ちいいっすよ。
ずいぶん登ってきました。 ほら、もう少しで山頂だよ。ところが、ここから長いんだな。
やっと、やっと、着きました。嬉しい一瞬です。 山頂は人が多いので、さっきのベンチで昼食にして正解でした。
山頂にて。実際はもっともっときれいですよ。 素晴らしい眺めに疲れも忘れます。パノラマの世界です。
こんなところにも花が咲いています。エライです。 まだ、先があります。今度は小至仏山を目指します。
あれです。確かに小さいね。ミエさんはやたら元気です。 小至仏山山頂に到着。笑っているけど、足がつってます。
鳩待峠を目指し下山します。 湿原です。オヤマ沢田代付近ですね。
なんと水場がありました。 水筒の水がなくなり、飲みたかったんです。生き返った。

今回の至仏山はタカさん的には、かなりの挑戦でした。

普段あまり歩いていない自分が、登って帰ってこれるのか、かなり不安でした。

でも、できました。あせらず、あわてず、一歩一歩。いつかは達成できるものなんですね。

20代の頃、友達に誘われて何回か来た尾瀬ですが、尾瀬の素晴らしさは不変ですね。

宿に戻り、風呂に入って、食事して、8時30分頃は夢の中でした。