2010/5/28〜29

猫魔ケ岳

ミエさんとの登山も実に久しぶりになってしまいました。なかなか行けないもんですね。
今回は、福島県磐梯山の西に連なる山、猫魔ケ岳登山に挑戦します。

旅行社の登山ツアーに必ずといってよいほど載っている「猫魔ケ岳と雄国沼トレッキング」
インターネットで調べると素晴らしい景色に圧倒され、ミエさんは行く気マンマン。

日帰りではきついので、福島県の中の沢温泉に1泊することにしました。

磐梯山ゴールドラインの八方台登山口にあった案内図です。
雄国沼探勝コースを歩く計画です。

磐梯山ゴールドライン上にある八方台駐車場です。
磐梯山ゴールドラインは有料で780円です。高すぎるぞ〜
見てください雪がまだこんなにあります。5月末なのに寒いです。
風が冷たい、手が凍える、真冬の格好ですよ。しかも霧が。
八方台休憩所です。もやってるのがわかりますか?
霧か靄か霞か雲か、違いの分かる人教えて下さい。
天気が悪いせいか車もまばら、でも行くしかありません。
霧が晴れるのを祈るばかりです。下はいい天気だったんだから。
登山道入口の案内板です。 登山者カードボックスもあります。
ブナの森の新緑です。いい雰囲気でしょう。 花も咲いてます。高山植物はいいよね。
猫魔ケ岳山頂まであと0.5`です。頑張るぞ。 今日はぬかるんでるので足元注意です。実は滑って転びました。
ミエさんあれが山頂だよ。たぶん! 山頂だと思います。何の標識もないけど。
ヤッタゾー。だけどなにも見えない、真っ白け。でも気分はいいぞ。 しばらく進むと一等三角点の標識がありました。その近くに割れた
猫魔ケ岳の板がころがってました。山頂にあったものかも。
さらに進むと猫石が見えてきました。 猫石です。猫が座ってるように見えるそうです。私には見えないけど。
ここから雄国沼もまったく見えず、しかも風が強いです。 ここで昼食にしました。猫石が風除けになってます。

何も見えないので雄国沼はあきらめて帰ることにしました。
また、必ず来ます。磐梯山も登ってみたいです。
今回は景色が見れず残念でしたが、これはこれで楽しかったです。

ところで、猫魔ケ岳という山名の由来は、昔この山に猫マタという人を食べる化け物がいて、
檜原村の地頭である穴沢善右衛門が退治したという伝説からきているそうです。

<小野川不動滝>

宿に入るにはまだ早いので小野川不動滝に行きました。

分かりますか?葉っぱのマークが小野川不動滝です。
間違って、磐梯吾妻レークラインに入らないで下さい。実は間違って入りそうになり、
料金所のおじさんに教えてもらいました。「その先の信号からまがるんだよ。」って。湖畔の家からすぐです。

駐車場です。途中に看板があるから分かり易いです。 入口です。昔は山岳修験場でもあったという歴史があるそうです。
道は整備されていて歩きやすいです。 近くには川が流れ水量も豊富です。
滝の側には不動尊が祀られています。だから不動滝というそうです。 片道約20分で到着です。迫力のある滝が見えてきました。
滝のすぐ側まで行けます。落差20mなるも怖くなるほどの迫力です。 水がこんなにきれいです。さすが日本名水100選、ここは必見ですよ。

中の沢温泉「万葉亭」に1泊しました。
とてもいい温泉でした。肌がすべすべします。湯は源泉100%掛流し。

外には足湯があります。 部屋の窓からは渓流が見えます。

日本秘湯を守る会の宿だそうです。
10泊で1泊無料ご招待だそうで、ミエさんはもう喜んでいます。まだ1泊目ですよ。

次の日は宿の人から聞いた達沢の不動滝を見て帰りました。

<達沢の不動滝>

この地図じゃよくわからないよね。

旅館等でもっと詳しい案内図もらえますよ。

女滝です。 男滝です。

途中、舗装されていない狭い林道を通りました。少し心配になりましたが、来てよかった。ここは素晴らしいです。
宿の人に教えてもらわなかったら来ることはなかったでしょう。
2006年放送のドラマ、「里見八犬伝」のロケ地になったそうです。

紅葉時はいいでしょうね。もみじが多くありました。

今回は猫魔ケ岳は残念でしたが、滝には恵まれました。