2010/3/17(水)

水戸市サイクリング

以前、偕楽園の梅祭りに行きましたが、水戸の素晴らしさを実感しました。
水戸は歴史と文化を感じさせる街ですね。
水戸市内をサイクリングしたいとずっと思っていました。

今回は梅の花見を兼ねて、千波湖、偕楽園、弘道館を目標に水戸市をサイクリングしました。

水戸市は無料又は有料駐車場が結構ありますが、この時期偕楽園周辺は混んでいます。
そこで、すこし外れた県立県民文化センターの有料駐車場に車を停めることにしました。

県民文化センターの駐車場。ここからサイクリングに出発です。 千波湖は目の前です。まずは偕楽園を目指して西へ進みます。
千波湖には白鳥をはじめいろいろな鳥がいますよ。 自然と調和した素敵な街ですね。
千波公園付近に映画ロケのオープンセットがありました。
大沢たかお主演の映画「桜田門外ノ変」今秋公開。入りました。
このセットの総工費は2億円だそうです。
既にここでの撮影は終了し一般公開されています。
雪景色ですが、実は塩です。靴カバー付けるので汚れません。 本格的な作りです。雪ならぬ塩ですが目が痛くなるほどまぶしい。
「桜田門」本物と見紛うよね。 千波湖の西側です。しかし鳥が多いですねここは。
水戸光圀像もありました。まもなく偕楽園です。 自転車を置いて、まずは常磐神社にお参りです。

<偕楽園の案内図>

偕楽園はきれいに整備されています。無料なのもいいよね。
梅を見ながらゆっくり散歩していると幸せな気分になれます。

次は弘道館を目指します。

弘道館とは?

水戸藩の藩校として第9代藩主徳川斉昭公により天保12年(1841年)8月に創設されました。
藩士に文武両道の修練をつませようと武芸一般はもとより、医学・薬学・天文学・蘭学など幅広い学問をとり入れた、
いわば総合大学というべきものでありました。
安政4年(1857年)には鹿島神社と孔子廟(こうしびょう)を祀って弘道館の本開館式を行いました。
当時の藩校としては国内最大規模のものでした。
第15代の将軍となった徳川慶喜公も、父斉昭公の厳しい教育方針で5歳の時から弘道館において英才教育を受けました。
慶応3年(1867年)の大政奉還の後、謹慎した至善堂(しぜんどう)が今も残っています。
弘道館は国の特別史跡になっており正庁・至善堂・正門の3ケ所は重要文化財に指定されています。
敷地には、梅が60種800本が植えられており、梅の名所となっております。

<水戸観光協会のホームページから引用しました。>

三の丸歴史ロードを走ります。
後方は小学校ですが元は弘道館の敷地だったそうです。
弘道館に着きました。偕楽園からはかなり距離があります。
歴史を感じさせる街並みです。やはり徳川の存在は大きいですね。

静かなところです。偕楽園とは違った雰囲気があります。
観覧料190円ですが、十分に価値があります。
タカさんもミエさんも偕楽園よりも気に入ってしまいました。

この日は、弘道館碑を納めた八卦堂が特別公開されていました。
石碑には建学の精神が記されているそうです。

「弘道とは何ぞ 人能く道を弘むるなり」

八卦堂です。中に石碑が納められています。
普段は扉が閉まっているそうです。警備の人がいました。
これが弘道館碑と呼ばれる石碑です。空襲で傷跡が残りましたが
八卦堂により奇跡的に損壊を免れました。
敷地内には鹿島神社も祭られています。
昔の弘道館は今の何倍もの敷地面積があったそうです。
帰り道、水戸東照宮に参拝しました。
元和7年(1621)徳川家康公を祀る神社として創建されました。

水戸市サイクリングよかったですよ。

まだまだいろいろな施設や名所があります。徳川博物館も見たいし、美術館もあります。
また来ることにします。