2007/12/29

松前漬けを作る

酒のつまみに丁度良く、保存もきくので冬になると毎年作っている「松前漬け」
一般に売られているのは、昆布の糸が引いてネバネバしているので嫌いです。

タカさんが作る一味違う松前漬けの作り方を紹介します。

干した大根を入れるのがポイント。
昆布のネバネバを取り、大根のコリコリした食感がおいしいです。

大根を千切りに切り、ざるにいれます。 天日に干します。
一週間くらい干します。大根の嫌な匂いがなくなるくらい。 材料のスルメ、昆布、人参、大根を準備します。

昆布とスルメはハサミで切ります。
なるべく肉厚のを選んでいます。
昆布は、酒で少し湿らせてから切ると切りやすいです。

一般に売られているのは、すごく細く切ってありますが、自分は4〜5ミリくらいの厚さに切っています。

人参は千切りにします。
千切りにした人参を一日天日に干すと、シャキシャキ感が増します。

昆布は増えるので少し少なめにしました。 瓶に材料を入れます。生姜の千切りも入れました。

つゆは、「減塩醤油」と「みりん」と「酒」を同量入れます。
アルコールが苦手な人は、一度沸騰させて、冷ましてから入れるといいようですが、
酒のつまみなのでそのまま入れました。

つゆを瓶に入れてよくかきまぜます。 できました。とんがらしを入れて食べました。

毎日よくかきまぜながら、冷暗所か冷蔵庫において置きます。
待ちきれなくて3日くらいで食べていますが、5日から一週間が食べごろだと思います。

一週間過ぎたら瓶から出して、つゆをきり、タッパー等に入れて冷蔵庫で保存します。

つゆは捨てないでとっておきます。
このつゆを水で少し薄め、スルメを一晩漬けておき、焼いて食べるとおいしいです。

ところで、何故「松前漬け」というのか調べたら、
「松前」は昆布を使った料理に冠することばだそうで、
「松前漬け」「松前蒸し」「松前焼き」などがあるそうです。
江戸時代に、昆布が北海道の松前藩から送られてきたところから、
「松前」が「昆布」の代名詞となったみたいです。