ロードバイクを作るその６

（ホイールを組む）

バックサイクルオンラインショップから届いたスポークです。

２５７ｍｍが欠品との連絡あり、２５８ｍｍなら在庫があるというので２５８ｍｍを注文。

並べてみました。スポークの本数も合ってます。

さあ～メンツが揃ったぞ！　やるしかないね。

パークツール（PARKTOOL）SW-16スポークレンチ

今回の手組に合わせこんな道具を購入。５０ｍｍのリムハイトには必要かと思って。

電動ドライバーは使えないので、これで裏から締める作戦。

これは、ＢＢの圧入の時に使用するのに買ったグリスです。（まだ先の話ですが。）

ペダル取り付け時に使いましたが、かなり粘りがあるので手組にも使えるかも。

今まではシマノのグリスでしたが、今回の手組にはこのグリスを使ってみます。

グリスというより接着剤みたい。

リムにこんなシールが、→側が右側（フリー側）ですね。なんか意味があるのかね。

分かります？右落とし・・・

フリー側は４本組なので、下のスポークは上のスポークの右側に落ちているでしょう。

組めました。

実は２回目にしてやっと組めた。超～難しい・・・あきらめかけた。

フリー側から組み始めると、反フリー側のスポークが２本どうしても届かず。

フリー側を全部外して、全てのスポークのねじ山を均一に残すようにして組むと組めました。

このリムには方向性がないのですね。どう見てもみんな中央に穴が開いてる。

だから難しいのかも。

スポークレンチ買ってよかった！これがないと出来ない。

グリスでニップルをくっつけて裏から回しました。

うまく入らず、リムの中にニップル落としまくり・・・

穴から出てこない！グリスでくっついてる。後で取り出すのが大変でした。

ジャーン・・・やっと、やっと完成です。

あのシールは剥がしました。

どうです。センター出てるでしょう。

若干の縦ぶれがありますが、許容範囲です。横ぶれはほとんどなし。後輪ＯＫです。

さ～・・・今度は前輪です。

前輪は簡単に組めると思ったら全然ダメ、片面しか組めない、届かない。

この小さなハブに６本組は無理みたい。２８Ｈなので単純に６本組で考えていた。

そういえば、みんな２０Ｈのラジアル組で組んでいたな。

ラジアル組は乗り心地が悪く横剛性が低いとのことなので、ラジアル組にはしたくない。

４本組ならなんとかなりそうかな。

４本組で計算してみた。

６本組は２７０ｍｍなのに対し４本組だと２６４ｍｍ、６ｍｍも短い。

ということは、今の２７０ｍｍを使うと６ｍｍ長いので、ネジ山を通り越して組めない。

再注文するしかなさそうです。

再注文したスポークが 届きました。

仕切り直しです。

前輪でこんなに苦労するとは思わなかった。このスポークは勉強代ですね。

2017/1/2

正月早々ですが、気になってしょうがないので、昨年やり残した前輪に挑戦です。

組めた。嬉しい・・・・　これで振れ取りが出来る。

４本組のイタリアンで正解でした。

これでもスポークがかなり盛り上がっています。少しずつ締めこんでいきます。

出来ました、完成です。

何回か諦めかけて、完組買おうかと思ったけど、諦めなくてよかったです。

重さも計ってみた。安い計量器なので正確ではないでしょうが。

11速対応、チューブラー対応、リムハイト：F/R50mm、重量：F670ｇ/R800g(合計1,470ｇ)

５０ｍｍのハイトリム、しかも前後２８Ｈもあるのに１５００gを切るのは軽量な方ではないでしょうか？

参考に値段も載せますね。

工具代や勉強代は別にして、実質　５４，８６７円で出来ました。

性能は未知数です。