ホイールの手組に挑戦

2016/2/3

こんなの買っちゃいました。

これを観れば必ず出来るっていう謳い文句に誘われて!

手組に使用するリム、ハブ、ニップルは揃っています。

スポークを注文するため長さを測ります。これが難しいんだよな。

パッケージの裏側に記載されています。

リムの半径+ニップルの頭:a

スポーク穴ピッチ半径:b

ハブ中心からフランジまでの距離:c

スポーク長:=√(a2+b2+c2-ab cosα)

リムの直径が595㍉なので、半径が297.5㍉

ニップルの頭の3.5㍉を足すとa=301

前輪 b=19

後輪 b=22.7

前輪 c:100/2-17=33

後輪はエンド幅126㍉なので、

後輪c(R):126/2-45=18

後輪c(L):126/2-28=35

なんでこうなるかは意味不明。考えないことにした。

32本の6本組(イタリアン組)で計算。

296ミリを32本(予備を含め36本購入)

294ミリを16本(予備を含め18本購入)

295ミリを16本(予備を含め18本購入)

なんとか出来た。合ってるか自信ないけど、これで注文します。

完成まで時間掛かりそう・・・・・

------《 サイクルショップタキザワ 》--------
ホームページ http://www.takizawa-web.com
お問い合わせ cycle@takizawa-web.com
--------------------------------------
■ご注文内容
---------------------------------------------------------------------
注文受付日  : 2016年02月03日 15:52
---------------------------------------------------------------------
 商品名 : 238-294 DT コンペテーション 2.0X1.8/294mmバテット                            
 単価    90円 数量 18  価格 1,620円
------------------------------------------
 商品名 : 238-295 DT コンペテーション 2.0X1.8/295mmバテット                            
 単価    90円 数量 18  価格 1,620円
------------------------------------------
 商品名 : 238-296 DT コンペテーション 2.0X1.8/296mmバテット                            
 単価    90円 数量 36  価格 3,240円
------------------------------------------
 商品合計 :  6,480円
 送料     :    540円
 -------------------
 (外税)   :    518円
 総合計   :  7,538円

タキザワさんで注文しました。他の店は100本単位でしか売っていない。

バラ売りもしているタキザワさんは、手組派には有名店だそうです。


2016/2/6

早くも届きました。ちゃんとニップルまで付いています。

今回の手組に合わせて購入した商品です。

PWTの振れ取り台 WTS12という商品が、かなりの人気者でなかなか買えませんでした。

予約しての購入です。いい商品だと思います。パークツール製の5万円と遜色なしだそうです。

ミノウラの振れ取り台を買う予定でしたが、こちらで正解だったと思う。

ニップル回しは必需品です。今までは、ホーザンの丸いニップル回しを使っていましたが、

今回はパークツールのSW-40Cを購入。遥かに使いやすかった。

DT-SWISS のニップルには黒のSW-40C 3.2㎜、国産ニップル(星など)#14/15用は赤のSW-42C 3.5㎜です。

スポークの先(ネジ山)にグリスを塗ってから組み上げます。

スポークは間違えないように籠に入れて分けた。 これは、後輪の右用。
最初は前輪から始めた。スポークが同じ長さだから。 ハブにスポークを通しているところ。
全部通したぞ。ここまでは簡単。 ニップルを締め過ぎた。残り3本が入らない。
全部緩めてやり直し。 ニップルを取るには爪楊枝が役に立ちます。
前輪完成。 後輪も完成。ハブとリムのマークも合ってます。

取り敢えず組んだだけ、振れ取りはこれからです。

DVDと全く同じ6本組のイタリアンで組みました。

DVDでは、ニップルを一山残して仮組みしていましたが、最後の方は届きませんでした。

ニップルは、スポーク山の半分を残した方が無理なく届きます。

極細の油さしは、ニップルとリムの間に油をさすのに使用しました。

振れ取り台に載せてからニップルを回すのに、小型の充電式電動ドリルが便利でした。

このドリルは、力がなくて役立たずだったんですが、こんなところで活躍。

振れ取りをする前にセンターを調整します。

センタリングゲージを当てて、調整ボルトを回してセンターを出します。

これってどこにも書いてないんですよ。取説が役立たず。

ネットで調べると、多分ここのネジが調整ネジです。これを回すとセンターが移動します。

<訂正>

上記の調整ネジは間違いです。この機種は調整ネジがないみたいです。

後日、振れ取りした時、センター狂ってました。

自分は直接このネジを緩めてセンター出しました。


2016/2/13

今日は、本格的な振れ取り作業に入ります。

後輪です。普通に組むとセンター出ていません。左に寄っています。

これが、「おちょこ」とかいうやつですね。フリー側に寄せるには、フリー側のスポークを締めて短くします。

センター出ました。

フリー側のテンション高いです。かなり張ってます。

ヤフオクで手に入れたボスフリーです。

磨きをかけました。状態はよさそうです。

なんとか完成しました。多少ブレてますが、許容範囲です。

大変な作業ですが、面白いです。念願の手組が出来ました。次はもっとうまく出来そうな気がします。

これってきりがないですね。横振れが完璧だと縦振れが出て、縦振れを直すと今度は横振れ。

それの繰り返し、ある程度の妥協が必要ですが、A型の性格がそれを邪魔します。8時間やった。

ネットで研究した成果が出ましたね。

イタリアン組、JIS組、逆イタリアン組、逆JIS組・・・理解出来るようになりました。

ズノウ号のホイールは、前後輪とも逆JIS組でした。

ミエさん用のソラは、後輪がJIS組、前輪が逆イタリアン組でした。